本を読んでいたら、本の中から虫がでてきたときのはなし
タイトルを読んで、それはさすがにうそでしょと思った方もおられるかもしれません。
しかし、これは本当のお話なんです。ということで、もしかしたらあなたにも起こり得るかも…。
と脅すつもりはありませんが、とにかく本当にあった怖い話です。
ということで、今回はその時のお話でもしていこうと思います。
その日は休日でゆっくり読書でもと
あれは、確か去年の夏のことでした。
天気もよく、今日は読書日和!と前に古本屋で買った本を開いたんです。
ちょっと私には内容が難しいなと思いながらも、ちょっとずつ本を読み進めていました。
この時点では、誰にでもある穏やかな休日って感じで今後起こることなんて、なーんにも知りません。
ページをめくると
そんな感じで、ゆっくり本を読んでいたんですけれど…。
あるページをぺらっとめくったとき、本から茶色っぽい物体がさーっと本から出てきたのです…!
私は思わず「うわあ!」と言って本を放り投げました。
ちょうどそのときは、近くに父がいたため
「ねえ、なんか本から虫が出て来たんだけど!」と言って、本をめくってもらいました。
因みに、その時私はまたその虫と遭遇したくなさすぎて、少し離れたところからその様子をうかがっていました。
こればっかりは、ビビりと言われても仕方ありません。
あー、挟まって◯んどるね
父がそう言ったので、私は恐る恐る近づきました。
すると、言われた通り私が本を慌てて閉じたせいで虫はつぶれて、天使になっていました。
こればっかりは、私も悪いことをしたと思います。
しかし、あの時と同じことが繰り返されたら私は同じことをしてしまう自信しかありません。
だって、本の中から虫が出てくるなんてことがあると思いますか!?
結局何の虫だったのか
私はその後、その虫をティッシュでとって本をごしごし拭いてからあの虫の正体について調べることにしました。
まあ、とはいっても「本の中から虫」みたいに、そのままキーワードを検索しただけなんですけど。
それで、何種類か本から出てきそうな虫がいるということが分かったんで、あとはひたすらその虫たちの画像を見ていったんです。
私の本から突如出現したあの虫の正体は、おそらく紙魚(シミ)という虫だったと思われます。
グーグルで画像を見てみると、私が見た虫の姿と似ていたので。今見直しても、やっぱりあんまりかわいらしい虫ではありませんね…。
まあ、虫に可愛さを求めるもんじゃないんだと思いますが。
まとめ
とにかく怖くて動機が収まらなかったので、もう本の中からいきなり出てくるのやめてね、紙魚ちゃん。
そして、その経験から私は本を開く前にパラパラ全ページをめくる癖がつきました。
また、あのときみたいにいきなり出てきたりして…。
と一年以上たった今でも思ってしまうからなのでした。