ゴキブリを怖いと思ってしまう理由はなんだ!?
ゴキブリが怖くて、怖くて仕方がない!という気持ちになることは、私もよくあります。
でも、何でこんなにゴキブリが怖いんだろうか?という疑問をここ数年持つようになりました。
だって、私がゴキブリと1対1で戦ったら絶対に私の方が強いじゃないですか。なのに、ゴキブリが出る度に「きもいいいいいいいい!!!!こっちくんなあああああ!」とか言っています。
客観的に考えたら、私は一体何をやっているんでしょうか…?
そんな感じで、この異常な怖がり方に違和感を感じずにはいられません。
ということで、今回はなんでゴキブリを必要以上に怖がってしまうのかという理由を私なりに徹底考察してみました!
気持ち悪い
ゴキブリを私たちが怖がる理由として考えられるのは、ゴキブリのいきすぎた気持ち悪さです。
気持ち悪いと怖いって、別に何も関係ないじゃん!と思ったかもしれません。
でも気持ち悪いものを、怖いと感じることってありませんか?
例えば、あなたの家の風呂場や台所に大量のウジ虫が、うにゃうにゃ蠢いている姿を想像してみてください。
そしてほら、体をよじってあなたの足元へ…。
なに、気持ち悪いもん想像させてんだよ!やめろよ!と思った方が大半だと思います。
それと同時に、ゾクゾクってしませんでしたか?
それって、怖いって感情だと思うんですよ。
だから、きもいが行き過ぎると怖いになることってあるんじゃないのかなって思ったんです。
じゃあ、具体的にはゴキブリのどこがそんなに気持ち悪いんでしょうか。それが分かれば、私たちを怖がらせているものの正体が分かります。
私は、それはずばり触角だと思います。
え?触角?
と思ったかもしれませんので、とりあえずこの動画を見てください。YouTubeでクロゴキブリが大量発生している動画をアップしていた方の動画です。
どうです?この独特な触角の動き!
日本語で表すとするなら、うにょん~うにょん~。うにゃあああああ、ぐにゃあああああ~。といったところでしょうか。
柔らかい触角だから、こんな風に動くんでしょうね。
しかも、この触角がまあ長い!長さと柔らかさが合わさって、言葉だけならよいことづくめなのに、ゴキブリに関しては気持ち悪さが倍増している気がしなくもない。
柔らかいからこそ、うにょん~うにょん~、ぐにゃああああって動くし、段差の隙間みたいなところにも触角が入っていけるんでしょう。
お前カイジじゃないんだから、ぐにゃああああああっていうのやめてくれませんか…。
ゴキブリちゃんの触角じゃなくて、こっちまで恐怖のあまりに視界がぐにゃああああああ…。
そして、極めつけにこの触角がまあ、すばやく動き回る。まさに、さまよう触覚。じっとしててくれよ、君たちは触角をずっと動かしてないと死んじゃうのかい?
すばやい
ゴキブリと言えば、そのすばやさも印象的ですよね。さっきの動画でも、ゴキブリの動きの速さに驚きました。
しかし、速いだけで怖いにすぐに結びつくものなんだろうか?と思わずにはいられない。
だって、かわいい猫ちゃんが高速で移動してきてもびっくりはするけれど、怖いどころか「かわいいい!!」ってなるじゃないですか。
でも、ゴキブリが高速で移動してきたら「ぎゃあああああ!あっち行けぇええええけえ!」ですよね。
ネコちゃんなら、こっちに来たら笑顔で抱き上げてあげるのに、ゴキブリだったらスリッパを振り回してつぶそうとする始末。
なんなんだ、この差は…。
とりあえず、この出来事から言えることは、すばやいということ自体がゴキブリを怖いと感じさせている直接的な原因ではないということです。
だって、同じすばやいでもネコちゃんとゴキブリでこんなに差が出てますからね。
じゃあ、何が真の原因か?私は、先ほどと同様にこう思います。
ゴキブリが気持ち悪すぎるせいで怖いと感じていることが原因だと。そして、そんな怖いものが高速で移動してくるからこそ、怖さを増幅させるのです。
ということは、あのビジュアル。特に、先ほど紹介した触角の気持ち悪さこそが、私たちにゴキブリを怖いとまで言わせているのではないでしょうか。
大きい
ゴキブリのサイズが思ったよりもデカいということから、私たちが恐怖を感じてしまっていることも考えられます。
家にでるゴキブリは主に二種類いて、そのゴキブリはクロゴキブリかチャバネゴキブリです。
で、チャバネゴキブリの方は1cm~1.5cmくらいなので、言ってもそんなに大きくないですよね。
でも、一方のクロゴキブリは違います。こいつは、3cm~4cmになる巨大ゴキブリなんですよ!
私も数年前に、クロゴキブリが家に出たときは結構デカくて「えっ…。」と思考停止して放心状態でした。
それに、でかいと怖く感じるのは、ゴキブリだけではないと思います。基本的にでかい虫って怖くないですか?
これも数年前の話なんですけど、ショウリョウバッタが自転車のサドルに乗ってたことあったんです。
そのときも「…。え?」って感じで、普通にちょっと怖かったです。
まあ、ゴキブリと違ってキモくはなかったですけど。
私が大丈夫なのは、ちっちゃくてかわいいダンゴムシちゃんくらいですよ。ほんとに。
飛ぶ
まさかのFly awayしてくるというのも、ゴキブリを怖く感じる原因の一つでしょう。
だって、心底気持ち悪いと思ってる対象が自分に向かって飛んできたらどうですか?
多分この世の終わりなんじゃないかというぐらい、発狂して頭がパッパラパーになる未来が目に浮かびます。
だいたいさっきの動画でも、ゴキブリが途中で羽を広げているシーンありましたよね。
あの時、ゴキブリは飛んでもいないのに羽を広げるだけで余計にキモさが倍増しました。
単純に体が大きく見えるからという理由や、この気持ち悪い生物が飛ぶことができるという残酷な事実を知って、そのように思ったのかもしれません。
とにかく羽を広げた姿が、気持ち悪いと言うことを言いたかったんですね。
やっぱり飛ぶとか、羽があるってだけで結構印象が変わるのかも知れません。
だって私は、フナムシもゴキブリ同様気持ち悪いと思っているのですが、あいつらは飛んでこないのでゴキブリほど怖いとは感じませんから。
あと、ゴキブリは飛ぶだけではなく壁や天井にも上ることができる素晴らしい身体能力を持っています。
なので、天井や壁に登ってそこからあなたに向かってFly awayしてくる可能性は、全くないとは言い切れません。
というか、ツイッターで実際にゴキブリが天井からFly awayしてきた人を見つけました。
天井にゴキブリいる幻覚かなw
— かーみ (@bakatesu1111) 2017年5月5日
って打ち終わって天井みたらゴキブリいなくなってて
まさかねーw
って思いながら枕みたら...みたら... pic.twitter.com/O6hqEYJjB4
こんなことは、絶対に起こってほしくないとただただ祈るばかりなのであった。
わずかな隙間に隠れる
ゴキブリが部屋に出没して、自分に向かって飛んでくるというゴミイベントは一生体験したくないですよね。
とは言え、実際問題皆さんもゴキブリがすでに家に出たことが何度かあるのではないでしょうか。
私自身も、家に何度かゴキブリが出たことがあります。
そういう時、すぐに退治できればいいですが、なかなかそううまくいくとも限らないんですよね。
なぜなら、ゴキブリちゃんは5mm程度の隙間があれば隠れるには十分だからです。
要は冷蔵庫の下とかに潜っちゃえば、私達に気付かれる事って無いじゃないですか。
ゴキブリよ、そんなに私とかくれんぼがしたかったのかい?
悪いけど、私はしたくないよ…。
ということで、気持ち悪くて怖いのに加えどこに行ったかわからないという不安とも闘うことになります。
姿が見えないものほど、恐ろしいとはまさにこのことです。
いつ自分の目の前に姿を現すのか、分からない状態のまま怯えて過ごすことになります。
だからこそ、ゴキブリのことを怖いと思うんじゃないかな。
汚い
ゴキブリの不衛生さが原因で、ゴキブリを怖いと思っているという人もいるでしょう。
これはキモイとかキモくないとかそういう話じゃないので、先ほどまでの理由とはちょっと毛色が違いますね。
ちなみに知らない人もいるかと思いますが、実はゴキブリって病原菌を媒介することがあるんですよ。
例えばどんな病原菌かって言ったら、食中毒の原因になるサルモネラ菌とかですね。
こればっかりは、むやみやたらに怖がっているのではなく、ちゃんとした知識に基づいて怖がっていることになるので悪いことじゃないような気がします。
まとめ
ゴキブリを怖いと思ってしまう理由は、気持ち悪いものを怖いものと思ってしまうことと関係していると考えます。
ゴキブリの気持ち悪さがあまりにも強烈すぎることで、怖いという気持ちも助長されてしまっているといった感じですかね。
他にも個別的な理由として飛ぶことや、ゴキブリのサイズ、不衛生といった部分もあげられました。
今回は、ゴキブリを怖いと感じる理由について、私なりに考察してみましたが、どうでしたか?
何となく怖いと思っていたあなたも、この記事を読んで具体的にどこが怖かったのかを把握することができるようになってくれていたら嬉しいです。
あと、科学的に私たちがゴキブリを怖がる理由とか誰か研究してくれたら、面白そうだなー。と思いました。